2012年02月25日(土)
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パソコンの画面の解像度の表記が何度見てもよく分からない。WSVGAとかWXGAとかいうあれだ。先日はWQXGAというのを見て、もうなにそれ、って思った。
家電でも自動車でも、品番にWとかXとか多用するのって「すごいんだぜ!」っていう勢いを伝えたいときとだと相場が決まっている。子供の頃「フェアレディZ」ってクルマを知って、Zかあー、って思った。ばかっぽいなあ、って。といいつついまぼくは「デイリーポータルZ」ってサイトでライターやってるわけですが(まあこのZはわざとですけどね)
なのでこれらのこれらの解像度表記もそういうものなんだろうな、ぐらいにしか思ってなかった。WXGAとかいかにもすごそうだ。
で、ほんとうはなんなのだろう、とおもって調べたら、想像以上にすごいことになっていた。
たとえばUWSVGAは「ウルトラ・ワイド・スーパー・ビデオ・グラフィックス・アレイ」のことだ。
うん、じつにばかっぽい。すてきだ。デイリーポータルZもそろそろUWSを冠したらいいんじゃないかと思う。
で、あまりにもばかっぽいと思ったのか、このUWSVGA(ちなみにこれは1280×600ピクセルだ。いまやぜんぜんウルトラでもスーパーでもない)の一段上の解像度がXGAだ。Xこそ勢いだろうと思ったが、これは「エクステンディッド」のことだった。なのでWSXGAは「ワイド・スーパー・エクステンディッド・グラフィックス・アレイ」だ。
で、すでにXが登用された後の今、さらに上の解像度にどう対応するのか、と期待したら、それがQだったのだ。これは「クアッド」とのこと。冒頭のWQXGAは「ワイド・クアッド・エクステンディッド・グラフィックス・アレイ」だ。なんか、この期に及んでQはないだろう、と思った。Zでしょそろそろ。
そしたら最近は4096×2160という高解像度のことは4Kと呼ぶらしい。
え?K?
ずるい。Zはどうした。Kて。しかもこれ、「キロ」のことらしい。あまりにもばかっぽかったので正気に返った?
(総裁談)
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