2007年08月30日(木) 
 
windowsで、例えばデスクトップにある「団地」というフォルダをべつのハードディスクにコピーするとする。するとコピーしている最中の進行状況には、

"団地"から"団地"へ

と表示される。

いやいや、その表示は意味なくない?表示すべきは"デスクトップ"から"ハードディスク"へ、だよね?(ちなみにMacだと「○○項目をハードディスクにコピー中」とでる。うん、ふつうだ)

やはり「ゆりかごから墓場まで」と言うべきであって「人間から人間へ」はおかしい。

気の利いた喩えだと思ったがなんか間違ってる。すまん。

(総裁談)
 
 

2007年08月28日(火) 
 
中・高校で計6年間勉強するのに一向に英語を喋れるようにならない、とよくいう。

思いかえせば、英語の授業中英文を読み上げなければならないとき、むしろ本格的な発音にならないように気をつけてた。へんに巻き舌だったりすると「なにあいつはりきっちゃってんのー」と思われるからだ。あれが元凶だ。

日本人が苦手なのは英語じゃなくてひやかしだと思う。

(総裁談)
 
 

2007年08月27日(月) 
 
ほんとになんでタクシーの運転手は、どういう道で行くか、とか高速道路をどこで降りるかを聞くんだろう。分からないよ。免許も持ってないぼくに聞かないでよ。目的地は西船橋だって言ったじゃん。それだけじゃだめ?そこのカーナビは飾り?

だって飛行機のパイロットは乗客に「どういうルートで飛ぶ?」「何番滑走路に降りたらいい?」って聞かないでしょ?

いや、それは聞かれたらちょっと答えたいけど。

(総裁談)

2007年08月22日(水) 
 
スパムフィルターを回避するために、業者が素っ頓狂な手に出ているらしい。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070821/280012/

"have"という単語を"<h><a>(v)[e]"としたり、"with"を"{w}(i){t}<h>"ってしたり。たしかにフィルターにひっかかりそうな単語にこうやって記号を付ければ回避できるかもしれないけど、読みづらいよ。ギャル文字かよ。同記事でも「この手口には大きな問題がある。極めて読みにくいということだ」って書かれてる。意味ない。

「まずメールボックスに届くこと」に心血注ぐあまり目的がなんなのか分からなくなってこんなになっちゃった、というのは、なんだか「ねじ式」っぽい。

(総裁談)
 
 

2007年08月22日(水) 
 
デイリーポータルZのライターのひとりである工藤さんが良いこと言ってた。「踏まれても枯れない雑草のようにというけれど、踏まれて枯れても気づかれないのが雑草だと思う」と。

「踏まれても枯れない雑草のように」っていうとまるで雑草は踏まれても枯れないもののように思うけど、多くの雑草が踏まれて枯れる中、たまたま枯れないで残った特殊例が目立っただけかもしれない。だって、他のは枯れちゃってるから、気がつかないわけだし。雑草だし。

このように、印象的なレアケースは記憶に残りやすいのであたかもそれが再現性のある性質かと思ってしまう、というよくある過ちから疑ってみると格言などの多くが骨抜きになるかもしれない。

『「案ずるより生むが易し」っていうけど、たまたまそうだったケースが印象に残ってるだけだよね』
『「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」っていうけど、統計とったら結局ずっと恥のケースの方が多いんじゃない?』

とか。

ことわざとか格言って、なんだかポジティブなものが多いのでひねくれたくなる。昔からあるからみんなありがたがってるけど、もしかしたら江戸時代の相田みつを的な人がいってたのかもよ。

(総裁談)
 
 

2007年08月18日(土) 
 
連日ニュースは「暑い」ばっかりだ。37度まであがった、とか。

もう気温を聞くだけでぐんにゃりするので、もういっそのこと気温は華氏とかで表現したらどうか。摂氏37度は華氏99度だ。わけ分かんなくて良いと思う。

いや、思わないか。なんだよ99度って。やめてくれ、その2ケタ最後。

(総裁談)
 
 

2007年08月15日(水) 
 
暑い。とても暑い。

こんなに暑いのにこれが「暑中」ではなく「残暑」だなんて、欺瞞だと思う。クーラーの効いた会議室にいる文部科学省辺りの人が固執しているせいか。

暑さは暦の上ではなく、現場で起こっているんだ。

(総裁談)
 
 

2007年08月14日(火) 
 
蝉ってちょっとうるさすぎないか。

みんな夏の風物詩とかいって当たり前のように思ってるけど、あの音を蝉じゃなくて人が出してたら通報されると思う。

しかも音が良くない。ひぐらしとかは素敵だけど、アブラゼミ。なにあれ。しかしそれもこれもみんな「寿命がわずか一週間」っていう事実に酌量してる。かわいそう。だから鳴き声ぐらい我慢してやるか、って。

でもほんとに蝉って寿命一週間なのか。今年鳴いてる蝉は実は冬越してかれこれ5年目の夏、とかじゃあるまいな。もしそうなら、蝉はその事実をひた隠しにした方が身のためだと思う。人間は年齢詐称には厳しい生き物だ。

(総裁談)
 
 

2007年08月11日(土) 
 
デイリーポータルZに「鉄道は川だ」という記事を書きました。鉄道は川なのだよ。

(総裁談)
 
 

2007年08月10日(金) 
 
あちこちで眞鍋かをりが出てるニキビケアの広告を見かける。

眞鍋かをりといえば一時期ブログの女王などと称されたこともあり、たんなるグラビアアイドルから脱却し、web2.0時代の時流に乗ったブランディング戦略を実行したタレントとして有名だが、その後中川翔子、柴田淳など「新ブログの女王」の台頭により、次のアイデンティティの確立が求められていた。たぶん。

たしかに、ブログはだれでもできる。模倣された苦い経験を生かし、つぎは容易には追随を許さない分野へ、という分析は正しい。しかし、ニキビでくるとは思わなかった。

もし、「新ニキビの女王」なんてのが出現したとき、おいつめられた彼女はどこへ行くのだろう。今後の眞鍋かをりの動向に注目したいと思う。

(総裁談)
 
 

2007年08月07日(火) 
 
朝青龍にみんな厳しい対応しているが、ぼくだったらそういうことできないと思う。だって、朝青龍こわいもん。

今回の件を見てると、みんな大人だなあ、って思う。彼含めて関係者がみんな中学生だったらあんな対応できない。だって、朝青龍って強いじゃん。中学生だったら気にくわないこと言ったやつは、すぐにぼこぼこにされてるはずだ。

すごく腕っ節が強いのに、おとなしく言うことを聞くというのは大人の証拠だ。大人の世界に体育館の裏がなくてほんとによかった。

(総裁談)
 
 

2007年08月06日(月) 
 
「工場ナイト2」きてね。

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泳げない人のことを「金槌」というが、これはあんまりな比喩だと思う。

泳げない人にとって、ではなく、金槌にとってあんまりだ。だって世の中に水に沈むものなんていっぱいあるのに、そんななかなぜこの大工道具が選抜されたのか。釘を効果的に打つことをメイン機能に据えた金槌にとって、水に沈む点をことさら指摘されても片腹痛いんじゃないだろうか。おれはその点では勝負してない、と。

百歩譲って、泳げない比喩マテリアルを、なんらかの事情で大工道具からノミネートしなければならないとしても、それが金槌じゃなきゃならない理由がさっぱり分からない。のこぎりだって、カンナだって、なんなら釘だって水に沈む。ほとんどの大工道具は沈むんじゃないだろうか。不公平だ。なぜ金槌なのか審査員に聞きたい。責任者出てこい。

しかし、泳げなくても釘を打つという立派な存在意義がある、だからいいじゃないか、泳げないことなんてなんぼのもんだ、というメッセージを「金槌」の比喩に込めているんだとしたら、それはなかなかいい話だと思う。

そして、こう書いてみて、なんでぼくはこんな金槌に肩入れしているのかよく分からない。

(総裁談)
 
 

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