2009年08月31日(月) 
 
ちょっとめずらしい雑誌に写真と文章を書かせていただいた。
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週刊 ダイヤモンド 2009年 9/5号です。

会社員時代にはぼくもときどき読んでいたこの雑誌。この号は特集が団地。
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なかなか興味深い内容です。とくに戦後から現在に至るまでの住宅施策の歴史が簡潔にまとめられているページは、ちょっと団地について知りたいという方にはうってつけ。こういうまとめって、なかなかありそうでないので貴重だよ。

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ぼくが写真と文章を寄せたページは、まあ、いつもどおり。全体からすると、かなり浮いてる。まあ、その点も含めていつもどおり。

個人的に非常に興味深く読んだのは、団地建て替え実践のケースを紹介した章。個人的には多摩平団地の、建て替えに際して自治会・市・URの三者でなんと13年間にわたる「勉強会」を続けてきた、との記事がとても面白かった。

特筆すべきは(中略)URが残り住戸の建て替えに着手せず撤退することがきまった今でも、未だに三者勉強会は続けられているのである。

おどろき。

そういえば、この多摩平団地は団地好きの間でもかねてから人気の高いもの。低層中心でぼくの専門(専門て)じゃないんだけど、写真撮ったこともある↓
多摩平s
なつかしい。そして団地のペーパークラフト本「団地さん」にもちゃんと載せた。
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そういえば、後日この「団地さん」を購入した方からお葉書をいただいたことを思い出した。URさんに図面借りてつくったこの多摩平団地、すでにこの棟は前述のように建て替えで姿を消している。お葉書いただいたのは、この多摩平団地に住んでおられた方。すでになくなってしまった思い出の団地が、こうやってペーパークラフトの形で残って嬉しい、という内容だった。

ああ、この本つくってよかったなあ、ぜんぜん売れてないけど、って思ったよ。

(総裁談)
 
 



2009年08月27日(木) 
自分でもごくまれにしか思い出さないが、ぼくはおはぎがけっこうすきだ。餅米のまわりにあんこが塗りたくられている甘いあれだ。あれはいい。おいしい。

ただ、残念なことにおはぎを買うには理由が必要らしい。偶然お店で見かけて、そうだ、ぼくはおはぎが好きだったんだ、と思って買おうとすると、同行者に「なんで?」って言われることが多い。通常、この茶色の食物は秋のお彼岸に食するものとされており、それ以外の季節に買うのは奇妙なことらしい。

きけば餃子ももともとはお正月にのみ食べるものだったらしい。たぶん、あれもぼくみたいに「それ以外の時も食べたいよね」っていう人がいて、ついには国道脇の「餃子の王将」にまで上りつめたのだと思う。

ぼくが自分はおはぎ好きなのに、そのことをときどきしか思い出さないのは、「普通の時には食べちゃダメ」と強く教育されているからだ。けっこう律儀な人間じゃないかぼくは、と思う。

(総裁談)
 
 

2009年08月26日(水) 

サンドイッチの発明はサンドイッチ伯爵によるものだ。なんでもカードゲームを食事のために中断したくなくてつくられたとか。

それ、今で言えばネトゲ廃人じゃないか。今後、ネトゲ廃人のことをサンドイッチ伯爵と呼ぶとよいと思う。

ペットボトルがあったら、サンドイッチ伯爵はきっとトイレもそれで済ませたにちがいない。

(総裁談)
 
 

2009年08月24日(月) 
 
さっき電車の中ですごーくお腹が減ってふらふらだったときに思ったこと。

空腹を表現する言葉で「はらぺこ」っていうのがある。ふしぎなことに主語が「はら」じゃなくて「おなか」になると「おなかぺこぺこ」に変化する。なんでだ。

つまり「おなかぺこ」あるいは「はらぺこぺこ」とは言わない。なぜだ。

なぜだなぜだ。でも「おなかぺこ」はちょっとかわいいぞ。とか思ってた。よっぽどはらぺこ(あるいはおなかぺこぺこ)だったんだな、と自分で振り返ってみて思う。

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さて、毎回とてもエキサイティングな「まち歩きワークショップ」、こんどは川口でやります。

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おそるおそる第1回をやってみたらぼく自身もびっくりの結末で勉強になっちゃった、このワークショップ。「自分探し禁止」とか「ネコ撮るの禁止」とか銘打ってやってきました。今回は「好きなもの撮るの禁止」です。

まあ、ようするにこれまでと同様、「写真がいつの間にか撮り手のセンスとか能力を表現するものになっている」という状況を笑い飛ばしたいと思ってます。川口って街がまたおもしろそう。楽しみ。

これまで参加した方々のすばらしい開眼ぶりとレポートをご紹介しなきゃと思いつつ4回目を迎えてしまいました。すまん。でも、みんな楽しかったはずですよー。興味ある方はぜひ。

お申し込みはこちら

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(総裁談)
 
 

2009年08月19日(水) 
 
小学校のころ、よくドッジボールをやった。

いや、やらされた、といった方がよいか。ぼくはドッジボールがひどく苦手だった(*)。いつも逃げてばかりいた。モテないタイプである。

で、ぼくがドッジボールで一番解せなかったのはつぎの言葉だ。

「顔面アリ」

久しぶりに思い出したこの言葉。いまは、この文章をご理解いただけるために、これが全国的な言い回しであることを祈るばかりだ。

顔面アリ。これはボールで顔を狙っていい、という意味だった。ゲームのルールを示す言葉だ。対義語は「顔面ナシ」。女性が参加するゲームの場合に「顔面ナシ」が採用されていた覚えがある。

顔面アリ。小学生はバカだと相場が決まっているが、この言葉ほどバカなものはない。だって、顔面アリ、だよ。いまこれを書きながら何回も繰り返しつぶやいているが違和感は増すばかりだ。顔面アリ。

あと、逃げ回ってばかりの立場の人間からすると、顔を狙うのがアリかナシかなんてたいして問題ではなかった。だいたい人にボールをぶつけるという野蛮なスポーツにおいて顔を狙わない、なんておためごかしに過ぎない。だったら人にぶつけること自体をやめたほうがいい。

後に中学生になって「細菌兵器を戦争で使用することが国際条約で禁止されている」と教わったとき、同じことを思った。あ、これ「顔面ナシ」だ!って。いやいや、戦争自体禁止しなよ、って。

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*だいたい、あのボールの大きさがよくない。あれは手で投げるのに適していない。野球のボールぐらいじゃないと。手のひらでつかめないものを投げさせられるというのが苦痛だった。考えてみたら、あのぐらいのサイズのボールを「つかんで投げる」ってスポーツ、ほかにほとんどないよね。バレーボールはつかんじゃダメだし、バスケットも基本的にはドリブルというアクションだし。あ、ハンドボールかあと水球か。なんだ、あるのか。
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(総裁談)
 
 

2009年08月11日(火) 
 
「体を点で支える」という敷き布団がある。
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↑こういうやつだ。

これを見るたび「点はないだろう」と思う。こんなクッション状のもので。

ほんとの「体を点で支える」っていうのは、インドの修行僧が針のむしろの上で寝る、あれのことだと思う。

(総裁談)
 
 

2009年08月06日(木) 
 
「東京88景」の準備でてんてこ舞いです。

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先日古本屋の店頭で投げ売りされていた文庫本。ちょっと笑った。写真撮ってないで買えばよかったかな。

どういう本なのかamazonで見てみたら、「商品の説明」の文章がなんかすごくへん。なんだこれ。

(総裁談)
 
 

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