2006年11月28日(火)
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ここのところにわかに学校でのいじめが、いろいろなメディアで大きく取り上げられている。コメンテーターなどと呼ばれるひとたちの多くが「いじめはなくならない」などとしたり顔で言っているのをよく見かける。
ところでぼくが小学生の時には、教室で事業中なにかをしでかした生徒に対して、先生が「廊下に立たせる」という罰を与えていた。当時子供心にもこの罰はなんとなく腑に落ちなかったが、今あらためて思い出すと罰の与え方として非常にまずいのは明白だ。その子はその間の授業を受けることができないということであり、何かをしでかしがちな子どもに対しては逆効果と言わざるを得ない。
たぶん、こんなひょっとこな罰はもう行われていないだろう。教育の現場は地味だが確実に進化しているのではないか。
また、現在の運動会では棒倒しという競技は行わないと聞いた。危険だからだ。これもぼくが小学生の頃は行われていた。むしろハイライトとして扱われていたのではないか。これに対してもぼくは腑に落ちないものを感じていた。だってあぶないじゃん。どう考えても。
他の「ぼくが小学生の頃はあって腑に落ちなかったもので今はない」ものとしてはプールに入る前の「腰洗い漕」などがあって、そういう話を聞くとニュースで見聞きするより学校は良くなっているんじゃないかと思う。
ぼくが当時理不尽だと思ったことはどんどんなくなっていって、最後にいじめだけが残るのだろうか。
えー、とくにオチはないです。すまん。
(総裁談)
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