2011年08月29日(月)
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何人かの政治家が並んで「握手もどき」をするのが以前から気になっていた。
↑こういうやつ
なんで腕を交差させて握手するのか。
おそらく、ふつうに隣の人と手をつないでいくと「仲良しおっさん5人組」みたいになるからだと思う。見た目なんか間抜けだし。まあ、このクロッシングもまぬけなんだけど。
表面上、仲良しの演出をしつつ、しかしやることは選挙戦。そのあたりの本音と建て前の折衷案がこのクロッシングなんだろう。
そもそも握手って、右手と右手でやらないとたなごころ同士で握ることができない。横に並んで手を握ると、どちらかが手の甲を握られることになる。その解決策としてのクロッシングか?と思ったけど、よく考えたらやっぱり手の甲になる。実際、上の写真でも手の甲を握っている。
右手と左手で掌を合わせるにはどうしたらいいか。そう、いわゆる「恋人握り」にならざるをえない。しかし、どんなに「この国難に対して一丸となって臨む」とはいえ、彼らもそれだけは避けたいところだろう。ぼくらもそんなの見たくないし。
しかし、手の甲を握る、っていうのも「つきあいたての恋人同士」みたいなういういしいことになる。それもやだ。
まあ、そこらへんの違和感をねじれ曲がって着地したのが、このクロッシングなんだろう。政界の混迷はまだまだ続きそうである。
(総裁談) | | |