2008年03月31日(月) 
 
山手線や中央線の車内に着いている液晶画面。英会話とか天気予報とかニュースが流れるあれに、相田みつをの詩が出てきた。

『そのときの出逢いが人生を根底から変えることがある よき出逢いを』

という詩。それはいいのだが、この詩が表示されている時の絵が、「巣から出てきた働きアリが歩いていったら他の働きアリに出会って恋に落ちる(ハートマークが出る)」というアニメだった。たぶん、一生懸命地を這って働くアリに「その時の思いがけない出会い」を重ねたのだろうと思う。


惜しむらくは、「働きアリは全部メス」という事実だ(*)。

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*もしかして「一生懸命働くオンナ同士が恋に落ちる」っていう筋書きか。そりゃ"根底から変え"すぎじゃないか、みつを。
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(総裁談)
 
 

2008年03月29日(土) 
 
松井秀喜さんの結婚相手は「元会社員」だそうだ。

ぼくは最近よく肩書きを聞かれることが多く、そのたびに「フリーライター」とか「写真家」とか答えつつ違和感を感じていたが、「元会社員」でよかったのか。これからはそうしよう。

(総裁談)
 
 

2008年03月27日(木) 
 
寿司屋にいったら「本サバあるよ」と言われた。「本マグロ」ならよく聞くが「本サバ」は初めてだ。本じゃないサバと何が違うのか。

思えば「トロ」といえばマグロだったはずが「トロサバ」とか「トロサーモン」とか「豚トロ」とかトロの応用展開例が目に余る。ここへきて「本」まで応用か。そんなにマグロに追随する必要はないと思う。ぼくはマグロより青魚が好きだ。マグロ至上主義を打破せよ!

「地鶏」とか「地酒」とか「地」をつけるのもそれっぽい。そのうち「地サバ」とか言い出すのではないか。あるいは「真ダコ」の応用展開として「真サバ」とか。マサバ。インド人っぽい。

(総裁談)
 
 

2008年03月24日(月) 
  
分かりづらいと書いたけど、面白いから来てね
国道イベント

国道ナイト


あと、ぜんぜん関係ないけど、オードリー・ヘプバーンをやたら可愛いと言う女性ってなんか信用できないなあ、と思った。

なんか感じ悪いこと書いてしまった。すまん。

(総裁談)
 
 

2008年03月21日(金) 
 
明日土曜日、わが母校千葉大学で「講評」をやります。14:00から正門近くの「けやき会館」会議室にて。だれでも参加できます。

内容は、なんと「工場を観光しようよ」というプロジェクト。いや、この言い方は適当すぎますが。

千葉大では「テクノツーリズム・プロジェクト」という取り組みをやってます。産業景観を観光資源として扱ってみようという試み。さすがぼくの母校だぜ。

これに学生さん参加していろいろな調査研究を行ったその最終報告会が今回のこの催し。なかには「工場ファンの趣味と好みの心理学的分析」とかあるそうで、かなり面白いと思うよ。

で、この研究発表の「講評」をよりによってぼくが行うというわけ。だいじょうぶか。笑いとかは今回はいらないんだよね?

でもご安心を。ぼくだけではなくて、「団地ナイト2」でもご一緒した石川さんも一緒だから。

というわけで、時間がある方はぜひ。

■テクノツーリズム・プロジェクト プレゼンテーション
・3月22日(土) 14:00-17:00
・千葉大学けやき会館会議室
・入場料無料

(総裁談)
 
 

2008年03月18日(火) 
 
団地写真集の入稿も終わり、やることがなくなった。

いや、やることはあるけど、展望がなくなった。もちろん団地は死ぬまで撮り続ける所存だが。ジャンクションも撮り続けたいし、打ちっ放しとかテトラポッドとかも撮りたい。あ、あと立体駐車場も。

でも、ここ数週間「ジャスコ撮りたい」って思っている。

ぼくらが工場とか団地とかに何ほどかの思いを持ってしまうように、おそらくいま20代の、特に地方出身者の人って大型ショッピングセンターに郷愁を感じたりしていると思う。もう2、3年もしたら、「工場萌え」みたいにジャスコを撮る人が出現するはずだ。景観を云々する偉い人たちは眉をひそめること必至だろうけど、もうあれこそ圧倒的なリアルであって、もうあれを「なつかしい」と感じることを止めることはできないと思う。たぶん、学校と家とそしてジャスコが世界のすべてだった人たち。いや、なんの皮肉でもなくそういう「ハードコア校外」にぼくはぐっときてしまうわけですよ。

誰かに先に撮られちゃうとくやしいからぼくが先に、と思っている。

ということで、ここを見ている方々のなかにジャスコ(じゃなくても、ダイエーでもなんでもいいんだけど)に何か感じている人はメールください。話を聞かせてほしい。

(総裁談)
 
 

2008年03月15日(土) 
 
DPZに「世界一分かりづらい趣味」という記事を書きました。国道趣味のことです。4月5日に開催する「国道ナイト」イベントでご一緒する松波さんとの国道巡りの様子。表題はやや大げさですが、ご本人も「国道マニアが人に聞かれてもっとも困ること。それは自分の趣味の説明」とおっしゃっていたのでほんとにそうかも。

(総裁談)
 
 

2008年03月13日(木) 
 
国道イベントきてね。
 
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「じみへん」というマンガに、こういうストーリーがあった。(以下ネタバレ注意)

お堅い女性に誠意を尽くしてついに口説き落とした紳士的な男。その女性に「そこまで思ってくれるだなんて私のどこがそんなに好きなの?」って初めての夜ベッドの中で聞かれて一言。

「名前」


いかにも「じみへん」らしいオチだが、ぼくは小浜市がオバマ氏を応援してるっていうニュースを聞くたびにこのマンガを思い出す。

(総裁談)
 
 

2008年03月11日(火) 
 
イベントのお知らせ。

国道ナイト

■「国道ナイト」



2008/04/05(土)
OPEN 17:00 START 18:00 \1,500
at 東京カルチャーカルチャー
*前売券はローソンチケット(Lコード33271)にて3/11、10時より発売
*全席自由席。入場は前売券の整理番号順となります。飲食代は別途必要となります
イベント事前のお問い合わせ先:infotcc@nifty.com
イベント当日のお問い合わせ先:03-3599-2390


■出演者



・松波 成行
日本の道 主宰

・ぱんかれ
「高速道路の文字を再現しよう計画」 主宰、mixiコミュ「高速道路フォントを作る・使う」管理人

・大野 達也
イカロス出版「酷道をゆく」編集

・大山 顕
「日本ジャンクション公団」総裁

・そして首都高の中の人もゲスト出演予定!


■イベント概要(予定)



・これが「酷道」だ!
・そもそも「国道」ってなんだっけ?
・国道マニアと国道めぐってみたレポート
・高速道路フォントってなんか良いよね
・高速道路フォントを見に行ってみましたレポート
・みんなの「思い出の国道」を教えてください
・首都高の中の人も参加:ジャンクションの魅力



またイベントやります。これはかなりマニアックで面白いよ。日本の道の松波さんは以前「熱中時間」でご一緒したかた。「点線国道」の人です。「点線国道」とは正式に「国道」として認定されてはいるが、「今後ちゃんと整備するからね」あるいは「むかしはちゃんと整備されてたんだけどね」というもので、結果ものすごい山道あるいはただの山になってしまっているもの。それを走破しようとしている人。もちろん国道全般に詳しくて、もうね、話がいちいち面白い。みんななじみのある国道ってあると思うけど、イベント来てぜひその国道名を彼に言ってみてください。「なんでそんなこと知ってるの?」ってびっくりするから。考えてみたら国道っていたるところにあるから天気と血液型の話と同じぐらい誰とでも話せる話題なんだよな。土木エンタテイメント方面関係者は必見かと。ぼく自身がかなりわくわくしてます。

酷道をゆく
で、今回のイベントはこの方を含め、国道好きの方々が執筆した「酷道をゆく」という本の出版記念も兼ねてます。およそ国道とは思えない酷いことになってる道を、その世界では「酷道」と呼ぶそうです。この本見ると、ほんとに「国道ってなに?」ってなるよ。

出演者のお一人大野さんはこの本の編集をされた方。お話ししたらすっかり「国道好き」になってしまっていておかしかった。この本にはぼくもジャンクション鑑賞についてちょこっと写真と文章を載せさせてもらったので、ぜひご覧ください。

そして、"ぱんかれ"さんは高速道路で使われているフォントを再現しようとがんばっている方。mixiのコミュ「高速道路フォントを作る・使う」の管理人さんです。上で使われている字は、もちろんこの高速道路フォント。打ち合わせでこの三人が話してる内容はすごかった。だって「昔の字体がまだ残ってる箇所は○○と○○と…」とかだよ。当日は、そういう話をしてもらいます。

ぼくはジャンクションについてプレゼンテーションする予定。でもなー、この方々のマニアックさからすると、ちょっと薄いんだよね、ぼくのジャンクション鑑賞は。不安。

とりあえず、4月5日はあけといてください。

*念のため:昨今の道路にまつわる財源問題とかとはまったく関係ないですので。

(総裁談)
 
 

2008年03月11日(火) 
 
すっかり普通になった「生足」。しかしかつては眉をひそめられたという。ストッキングをはくのがたしなみだ、と。

しかし、よく考えたら「生足」より「生首」のほうがへんだと思う。言葉として。なんで切られた首が「生」なのか。切られていようが切られていまいが、首は調理されてない。

女子高生の生足と生首。どちらがましか。いまさらだが、生足を云々する前に生首について議論すべきだったと思う。

(総裁談)
 
 

2008年03月10日(月) 
 

ニューススクランブル01

総裁を兼任する「日本ジャンクション公団」ですが、先日よみうりテレビの「ニューススクランブル」という番組でジャンクションについて語りました。

ここで見ることができます。←たぶんそのうち視聴できなくなります。

大阪、東京のジャンクションをよみうりテレビのスタッフの方々とまる二日かけてめぐりました。久御山、東大阪、阿波座、北港、箱崎、三郷、堀切。空撮もあるので、見ごたえ十分です。

正直、こういうマニアックな内容って特にテレビだと「変なヤツがいる」的に色物として紹介されがちで警戒していたんですが、とてもすてきにまとめてくれていて感激しました。よみうりテレビ、素晴らしいっす。

ニューススクランブル02
いや、じゅうぶん変なヤツか。


ディレクターの方もカメラマンの方も、いっしょに巡っていたらさいごにはすっかり"ジャンキー"になっていて、面白かったです。またいっしょに仕事したい。第2弾をぜひ。

(総裁談)
 
 

2008年03月10日(月) 
 
「団地さん」に続いてつぎはこれ!
団地の見究
住宅都市整理公団、満を持しての団地本。その名も「団地の見究」。ただの写真集じゃないです。まて、詳細。

(総裁談)
 
 

2008年03月10日(月) 
 
「団地さん」よろしくね。→

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"noblesse oblige"(ノブレス・オブリージュ)という言葉がある。「特権は義務を伴う」という意味だ。

ところで。先日電車に乗っていたら、途中の駅から杖をついたお年寄りが乗ってきて、ぼくの座っている座席のそばに立った。そのとき車内は空いていて、座れる席がたくさんあったにもかかわらず、その方は腰掛けなかった。

しばらくすると車内は混みはじめ、やがて座席はすべて埋まった。

こうなると、ぼくは「杖をついたお年寄りに席を譲らない不届きもの」に見える。いや、違うんだよ!この人座らなかったんだよ!

お年寄りに席を譲るのは当然だと思う。しかし、座る権利と座る義務はセットにしてほしい。

(総裁談)
 
 

2008年03月10日(月) 
「団地さん」発売開始です。団地のペーパークラフトのことを「手のり団地」と呼びたい。
団地さん

中身がどんな感じか少しお見せします。詳しくはこちら

ペーパークラフト作っちゃうと本が細切れになるので、2冊買うといいと思います。

そして月末にはいよいよ団地の写真集を出しますよ。これもかなり良い本になりそう。こうご期待。

(総裁談)
 
 

2008年03月02日(日) 
 
「ロス疑惑」ってすごい言葉だ。世界全体で見てもかなりの大都市であるロス。その名を冠するのがこの事件。ロスにはもっとすごい疑惑がたくさんあるんじゃないかと思う。ロス疑惑ごときにロスにおける疑惑の代表面をされていいのか、ロス。

(総裁談)
 
 

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