2007年12月30日(日) 
 
今日放送された「日本レコード大賞」の美術セットのテーマが工場だと聞いた。なんでも企画段階で拙書「工場萌え」が提出されたとか。

蒸留塔などが再現されていると聞いて放送を見てみた。

レコ大小

思ったよりマジ工場でびっくり。

なお、「近づきたくて」は蒸留塔へ近づきたい気持ちで、「居場所」はコンビナート。で、工場へ行ったら「ほんとの自分」を見つけた、という意味だと思う。

「君がいるかぎり」の「君」はプラントのことか。いいやつだな、ステファニーとかいう人。

(総裁談)
 
 

2007年12月28日(金) 
 
電車で隣に座っていたサラリーマン二人組の話が面白かった。

どうやら広告代理店かコンサル業の方々らしく、「ブルガリアヨーグルト」のブランド戦略を任されているようだ。そして、任された挙げ句に彼らがやろうとしているのは「ユニクロとのコラボ」だということがその車中の会話から判明した。

ブルガリアヨーグルトとユニクロのコラボ。ヨーグルトパンツとかか。いいのか、明治乳業。「リーバイスとのコラボだったらどう?」とも言っていたぞ。

サラリーマンが真剣に考えることはお笑いのレベルを越える。お笑いを目指す若者は一度サラリーマンやった方がよいと思う。

(総裁談)
 
 

2007年12月27日(木) 
 
ジョニー・デップ主演の最新作映画の予告編を見た。目の周りクマのメイクがすごかった。

このひとはクマがちな人だと思う。ちゃんと映画見たことないけどシザーハンズとかパイレーツ・オブ・カリビアンとか。クマ役者だ。

「個性派俳優」として名高いデップ氏。その個性の正体が「クマ」だと思うと励まされる。なんでかよくわからんが。

(総裁談)
 
 

2007年12月24日(月) 
 
先日デイリーポータルZに毎年恒例の「浮かれ電飾」の記事を書いた。今回はなんと浮かれているご本人(「浮カレンジャー」と命名)へのインタビューに成功した。

記事には書ききれなかった面白い話がたくさんあったのだが、そのひとつが浮かれ電飾を始めるのと終わる時期についてだ。聞けば、どんなに浮かれたくともハロウィンが終わるまではがまんし、12/25日をもってきっぱりと終えるというのが不文律だとか。へー。

最近の浮かれ電飾は鑑賞するとクリスマスと全く関係のないモティーフが散見されるからどうでもいいような気もするのだが、それでもハロウィンはやはりあくまでハロウィンであって、クリスマスではないから浮かれ電飾を行ってはいけないのだそうだ。そして25日を過ぎたらもうお正月へのカウントダウン。きっぱりクリスマス気分とは決別しなければならないのが日本人の心意気というものなのだろう。たぶん。クリスマス気分とお正月気分って、浮かれる方向性が全く違う感じがするしな。

つまり、ハロウィンとお正月がなければ、浮カレンジャーたちはもっと浮かれ期間を延長していたかもしれないということだ。もしかしたら夏が終わったらもう浮かれ始めていたかもしれない。ふう、あぶないあぶない。

というか、ハロウィンってちょっと前過ぎる。11月終わりぐらいになにかイベントがあれば良かったのに。なにかないか。勤労感謝の日ぐらいか。弱いな。

(総裁談)
 
 

2007年12月21日(金) 
 
国の名前ってとても大事なはずなのに「日本」ときたら読み方すらあやふやだ。「ニホン」なのか「ニッポン」なのか。

ただ言えるのは週刊誌で見かける「犯罪大国ニッポン」とか「汚職天国ニッポン」などのように「○○天国」には「ニホン」ではなく「ニッポン」表記が決まりのようだ。というか、それ以外ではあまり「ニッポン」は見かけない。

あ、あとバレーボールとか柔道とかか。あれは何天国だ。

(総裁談)
 
 

2007年12月18日(火) 
 
人間とかほ乳類ってかなり進化してるのに、ぜんぜん最初の状態から進化したように見えない生き物がたくさんいる。たとえばゾウリムシとか。なんであんなに進化しないままなのか。

ところで、ぼくのパソコンの中は、気がつくと必要のないファイルでいっぱいになっている。そのほとんどは変更を加える前に念のためにバックアップとしてとっておいたものだ。加えた変更がうまくいかなかったときの場合のために、いろいろなバージョンをとっておこう、という配慮だ。しかし結局その元のファイルが必要になることはほとんどなく、消し忘れてずっとそこにある。

もし神様が万物を創造したのだとすると、さしずめゾウリムシは進化の変更を加える前に念のためにとっておいたファイルなんだと思う。

(総裁談)
 
 

2007年12月14日(金) 
 
会議を効率的なものにするための方法ってやつをよく聞く。

椅子に座らずに立ったままやる、とか、議事録はいちばん偉い人がとる、とか。

でも僕のいままでの経験から言うと、会議の一番の敵は「インク切れのマーカー」だ。必ずあるよね、あれ。しかも、じゃあこっち、ってとった違うやつもインク切れ。どうにかならんのか、あれ。

(総裁談)
 
 

2007年12月13日(木) 
 
よく、いま自分がここにこうしている前提には膨大な数の精子があって、そのうちのたったひとつが競争に勝った結果だ、という話を聞く。

なんでそんなに精子必要かな。

もしかしたら、電車内の座席をとるために我先にと乗り込むマナーの悪い乗客たちみたいなもんで、譲り合いの精神があったら精子なんて2、3個でいいんじゃないか。整列乗車しようよ。

もっともマナーの悪い割り込み精子が自分の元だなんてむなくそ悪いったらありゃしない。

(総裁談)
 
 

2007年12月10日(月) 
 
「天国のスプーンと地獄のスプーン」という話を聞いたことがあるだろうか。以前工藤さんがこれに関係する記事をDPZに書いていた。こういう話だ。

天国にも地獄にも同じ食べ物と同じスプーンがあるのに、地獄にいる人は飢えに苦しみ、天国の人たちは充分に満ち足りている。

天国でも地獄でも、食堂には大きな釜があり、その中に粥が入っている。
人々に渡されるのは長い長い柄のスプーン。
それを使って粥を食べなければならない。

では、天国と地獄はなぜ違うのか。
地獄の人々は、そのスプーンでなんとか粥を口に運ぼうとするのだが、長い柄のせいで食べることができずに飢え苦しんでいる。
ところが天国では、同じ長い柄のスプーンを使って、食事に居合わせた者どうしが向かい合ってお互いに粥を食べさせあうので、飢えることなく幸せに過ごしているというのだ。


つまりお互い助け合うことを知っている天国の住民とそうではない地獄の住民、ってことだ。でも見知らぬおっさんとかと向かい合ってお粥食べさせ合うのはほんとに天国か。別れた元妻とかだったらどうする。


それ、地獄じゃん(*)。

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*だからくだんの工藤さんの記事はまったく正しいと思う。あと、天国ならお粥以外のものも出せ。
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(総裁談)
 
 

2007年12月06日(木) 
 
過日お知らせしましたが、ジャンクションの写真集が出ます。いよいよ予約が始まりました。クリスマスプレゼントに最適ですよ。

ジャンクション本

どんな感じかは「日本ジャンクション公団」をご覧ください。今年は六本木ヒルズのツリーとか見てないでジャンクション見た方が良いと思うよ。ある意味イルミネーション。

(総裁談)
 
 

2007年12月06日(木) 
 
団地のペーパークラフトを作っている。

竹見台クラフト
↑千里竹見台のどでかいスターハウス
 
 

住吉クラフト全体
↑住吉団地(まだ途中)

難しいのを選んでしまった。

(総裁談)
 
 

2007年12月04日(火) 
 
「妖怪の"小豆とぎ"は『小豆とごうか人捕って食おうか』ということで知られているけど、他にやることはないのかと心配になる」

というメールを友人からもらった。

もしかしたら小豆と人間の栄養って似ていて、小豆とぎはそれを摂取する方法としてどちらにしたものか考えあぐねている、と考えられなくもない。

しかし調べてみたら、「小豆には食物繊維が豊富で便秘によい」とのこと。むー。ちがったか。食物繊維っぽい人っているような気もするけど。

今気がついたが「他にやることはないのか」と心配されるべきなのはぼくとその友人だ。

(総裁談)
 
 

2007年12月01日(土) 
 
いま団地の本を作っている。満を持して、ってやつだ。

ほんとはいまごろもう書店に並んでいるはずだが、まだ原稿を書いているような状態。編集者の方に申し訳ない。出版社の事情は全く知らないが、原稿遅れて担当編集者がクビになったりはしないだろうか。心配だ。心配してないで原稿書け。

先日その編集者から、ぼくの妹が夢に出てきた、という話を聞いた。これは

・原稿がまだこない。あいつなにやってんだ
・もうあいつのことなんか考えたくない
・でも原稿は気になる

というダブルバインド状況の中で、編集者の脳が編み出したソリューションが「本人でなく妹を夢に出す」というマイルド折衷案だったのだと思う。気の毒だ。気の毒がってないで原稿書け。

(総裁談)
 
 

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