2006年12月29日(金) 
 
「年末年始もこっちは仕事してますから」とプレッシャーをかける人がいる。

なぜ人は熊から進化しなかったのだろうか。そうだったらきっと人間は冬眠することになっていただろう。冬はみんな仕事しないで何ヶ月か眠るのだ。すばらしい。なんで猿なんかから進化したんだ。

しかしそうだったとしても冒頭のような人は「冬もこっちは仕事してますから」って言うんだろうなと思う。

(総裁談)
 
 

2006年12月28日(木) 
 
もう求められていないのになおしつこく更新を続けている共食いキャラクターに新たな刺客。ぼくの大好きなサイト「日本ピクトさん学会」の内海会長からの投稿です。ちょっと怖いよ、この牛。牛だと思うんだけど。牛なんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟をしておけ。

(総裁談)
 
 

2006年12月27日(水) 
 
催眠術って、かけられると心の奥底で思っていることをしゃべったり、命令されたことをおもわずやってしまったり、はては前世のことを話し始めたりすることになっている。

だけど「催眠術」っていう字面にそういう深層心理を吐露などという意味は見あたらない。よく考えたら「眠気を催す術」ってだけだ。ドリエルだ。

ドリエル飲んだら前世を語りはじめちゃったりするのか。医薬品としてよく認可が下りたな。

(総裁談)
 
 

2006年12月25日(月) 
 
先日土曜日、家電量販店に行列ができているのを見かけた。なんだろうと思ってみると「DS Lite先頭はこちら」と書かれた立て札。ああ、これはクリスマスプレゼントを買おうとしている人たちなのか。

寒空の下じっと列を作ってたたずむ中年の男たち。

この人たちがサンタなのだ、と思うと心温まるような、なんだか気の毒になるような。

(総裁談)
 
 
 

2006年12月23日(土) 
 
この歳になると、顔にできる吹き出物のことは「ニキビ」とは言わず、単に「吹き出物」と呼ぶべきらしい。「ニキビができてしまった」というとムキになって「それは吹き出物だ」と訂正する人がいる。なぜムキになるのか分からない。いい大人が「ニキビができた」と言うのは許されないことらしい。べつにいいじゃないかと思うのだが。

顎にできるニキビのことを「思われニキビ」と呼んだりするが、これも大人になったら「思われ吹き出物」なのだろうか。

「思われ吹き出物」。なんだか別のニュアンスがこもっている気がする。三十すぎの「思い思われ」にはしっくりくる。思われ吹き出物。

(総裁談)
 
 

2006年12月21日(木) 
 
以前書いたけどもう一回。

---

最近電車の中吊り広告とかで「STOP!肖像権侵害」といった感じの広告をよく見かける。人が顔を手で隠して、肖像権侵害に対して抗議するといった体裁の広告だ。

趣旨はよく分かるが、なんとなくすっきりしないものを感じるのは、一方で見たくもないアイドルとか芸能人とかの顔をいたるところで見せられてぼくがげんなりしているからだ。ポスターとかテレビとか雑誌とか。あらゆるところで見たくもない「顔」を見せられる。

肖像権は分かった。分かったから、見たくない顔を見ないで済む権利をぼくにくれ。

(総裁談)
 
 

2006年12月19日(火) 
 
ぼくが通っていた小学校では集に一度全校朝会があり、その退場の音楽は「おおブレネリ」だった。団塊ジュニア世代なので生徒数が多く、体育館から退場するだけで時間がかかっていたのだ。そのあいだ、いっちょ音楽でも流してやろうか、という粋な計らいだったのだと思う。

ともあれ、子供心にもこの「おおブレネリ」は面白い歌詞の曲だなと思っていた。

 おおブレネリ あなたのおうちはどこ
 わたしのおうちはスイッツランドよ
 きれいな湖水のほとりなのよ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホ ホトゥラララ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホ ホトゥラララ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホ ホトゥラララ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホホ

 おおブレネリ あなたの仕事はなに
 わたしの仕事は羊飼いよ
 おおかみ出るのでこわいのよ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホ ホトゥラララ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホ ホトゥラララ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホ ホトゥラララ
 ヤッホ ホトゥラララ ヤッホホ

ブレネリさんをこの曲以外では存じ上げないのだが、やたら陽気な人らしい。「おおかみ出るのでこわい」って言ってるその舌の根も乾かないうちから「ホトゥラララ」はどうかと思う。

個人情報保護が厳しい昨今、収集した個人情報利用規約を提示されることなく住所・職業を聞かれるがままに陽気に答えているのを見ると、のどかな時代だったのだなと思うが、しかしよく見てみると答えているのは「スイスで、湖のそば」とはなはだ曖昧な回答だ。これなら現代でも通用するかもしれない。

仕事でアンケート調査を設計した際「住所は都道府県までにとどめておこう」という方針が決まり、ブレネリさんを思い出した次第である。

だけど職業欄に「羊飼い」の選択肢は用意しなかったな。

(総裁談)
 
 

2006年12月17日(日) 
 
思わず涙ぐんでしまったときに、強がっていう言葉。「め、目にゴミが入っただけなんだから!」。

先日実際に目にゴミが入ってしまって文字通り痛感したのは「本当に目にゴミが入ったときは、目にゴミが入っただけ、とか言ってらんない」ということだ。痛すぎて「あー」とか「うー」とかしか言えない。

ある意味、目にゴミが入ったときに「め、目にゴミが入っただけなんだから!」と言えたら、それが本当の強がりだと思う。

(総裁談)
 
 

2006年12月15日(金) 
 
人間の不具合はすべて「まだ進化しきっていないから」で言い訳できると思う。

なぜ人は近眼になるのか?
 →人間がまだ木の上で生活していたころには本というものがなかったから

なぜ人は胃下垂になるのか?
 →人はかつて四足で歩いていたから(だから肋骨が四つんばいになったときに内臓を支えるようになっている)

などなど。

つまり

なぜ人は会議に遅刻するのか?
 →人間がまだ木の上で生活していたころには会議というものがなかったから

ということだ。致し方ないのだ。


「人は」っていうより「ぼくは」なんですが。

(総裁談)
 
 

2006年12月14日(木) 
 
ドアに書いてある「PUSH」と「PULL」が、とっさにどっちがどっちだか分からないことがよくある。1秒ほど考えさせて頂ければ万全なのだが、ドアに手をかけた瞬間にはうまく日本語に変換できず逆のアクションをしてしまうことがある。どちらも最初の二文字が「PU」であることが問題だと思う。日本語で「押」「引」でいいのに。ぱっと見全然違う文字なので分かりやすい。漢字って素晴らしいと思う(*1)

そして学習を困難にしているのは「PULL」とか書いてあるのに押しても開いたりするドアが多いと言うことだ。コンビニのドアなどはその確率が高い。だったら「PULL」とか書くなよ。ぬかがっかりだよ(*2)

そんなときには「そういうコンビニエンスかよ」ってつぶやいたりする。

*1
ただ、エレベーターの「開」と「閉」はよくない。あれは「OPEN」「CLOSE」のほうが直感的にすぐ分かる。英語って素晴らしい。われながら勝手だと思う。

*2
やっと使えた


(総裁談)
 
 

2006年12月13日(水) 
 
本屋さんの「男性誌」のコーナーに並んでいる雑誌を見ていると不思議な気分になる。「男性誌」なのにそこにあるのは女性アイドルの写真ばかりだ。もちろんここでいう「男性」とはその雑誌の読者層を指していて、つまり男性がターゲットだから内容は女性の写真が多くなるということは分かってはいるのだが。

でもなんか「男性誌」って「男性が載っている雑誌」みたいに聞こえないだろうか。ぼくだけか。「向け」が入れば納得なんだが。「男性向け雑誌」。それなら納得だ。

内容、ターゲットともに男性である、真の「男性誌」。それは「薔薇族」じゃないだろうか。

(総裁談)
 
 

2006年12月12日(火) 
 
ひさしぶりに「なんで線路」に2物件追加しました。あと、しつこく「共食いキャラクター」も更新しております。

(総裁談)
 
 

2006年12月11日(月) 
 
観光地などで「地のものを使った」料理という売り文句を見かけるが、これが「ぢのものを使った」料理だったらやだ。「ぢに悩む鯛」とか「ぢに悩む黒豚」などを使った料理。

なんか尾籠な話ですまん。

「尾籠」もなんか「ぢ」っぽい字面じゃないかと今思った。

ほんとすまん。

(総裁談)
 
 

2006年12月06日(水) 
 
昨年か一昨年にも書いた気がするが、ボジョレー・ヌーボーの表記が安定しない。毎年違う。

たしか一昨年あたりに、それまで「ボジョレー」だったのがいきなり「ボージョレ」になった。酒屋とかコンビニにおける表記がいっせいに変わったのだ。

そして昨年は「ボージョレー」などのハイブリッド型が出現しさらに混迷を深めた感があったのだが、今年はあっさり「ボジョレー」にもどっていた。やはり無理があったと判断したのか。

少し前にオーストリア大使館が、日本人にとってはオーストリアとオーストラリアが紛らわしいので日本語表記を「オーストリー」に変更する、と発表して話題を読んだが、ボジョレーの経緯からすると来年あたり「オーストーリー」とか「オストーリー」とかになって、最終的にはもとの「オーストリア」に戻るんじゃないかと思う。

(総裁談)
 
 

2006年12月05日(火) 
 
古い小説などを読んでいると「幸せ」を「仕合わせ」と表記しているのを見かける。

なんとなく「打ち合わせ」とか「すり合わせ」みたいな会議室で行われる催しを髣髴とさせてぜんぜん幸せに感じられない。昔の小説家は会社勤めをしたことがなかったのだと思う。

(総裁談)
 
 

2006年12月03日(日) 
 
子供のための予防接種に「三種混合」っていうのがある。

風邪薬と睡眠薬とか、薬は混ぜて飲んじゃいけないっていうのに「三種混合」だ。だいじょうぶか。しかも注射っていうのもとても危険そうな気がする。

あと「三種混合」って陸上競技っぽい。
 
---

ということで今日ははいよいよトークショーの日です。名古屋近郊の方きてね。

---

(総裁談)
 
 

2006年12月01日(金) 
 
明後日日曜日はいよいよトークショーの日です。名古屋近郊の方は、ぜひ。

---

牛乳って冷蔵庫にいれといても傷みやすい。

なのに、なんともとは牛の温かい体内にあるのだ。

だいじょうぶか、仔牛。

(総裁談)
 
 

2006年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 08月 09月 10月 12月 
2013年01月 02月 06月 07月 11月 12月 
2014年03月 04月 10月 11月 12月 
2015年01月 02月 04月 06月 10月 
2016年01月 06月 07月