2007年05月28日(月)
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すこしまえ「モスキート音」というのが話題になった。若者には聞こえるが、中年には聞こえないという高周波の音だ。高周波の音は歳をとると聞きにくくなるため20代後半以降の大人には聞こえないらしい。
大人には聞こえない音。しかし、会社にいると逆に大人にしか聞こえない音のほうが多いことに気がつく。たとえば偉い部長とかが「例のアレの件は、しかるべく対処して置くように。分かるな?」とか言ったときにその音が出ている。
ぼくなんかにはさっぱりどうしていいんだか分からないが、大人な先輩たちには分かっちゃうのだ。部長から「大人にしか聞こえない音」が出ているとしか思えない(*1)。「モスキート音」ならぬ「分かってまっしゃろ音」だ(*2)。
ちなみにぼくはモスキート音も分かってまっしゃろ音も聞こえない。若者以上、大人未満だ。だめじゃん。
--- *1 耳の後ろあたりから出ているのではないかと推測する。 *2 政治家が料亭で指を立てながら「まあ、二本で手を打ちましょう」とかいうときも、この「分かってまっしゃろ音」が出ていると思われる。二十万?二百万?もしかして二千万?ぼくにはわかんない。 ---
(総裁談) | | |