2009年02月19日(木)
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マイケル・ジャクソンの有名なアルバム「スリラー」に"The girl is mine"という曲がある。アルバムタイトル曲である"Thriller"の前に置かれているわりには、なんだかほのぼのした曲だ。
この曲、Paul McCartneyとのデュエットなのだが、歌詞を聴いてもらうとなんだかすごい。だって、一人の女の子を巡って、よりによってあのポールとマイケルが恋のさや当てを演じているのだ。なんでこのふたり。もうちょっとマシな人選があるのではないか。金目当てとしか思えないぞその女の子。
しまいにゃメロディなしで途中に二人の言い合いが入る。曰く、「ねえ、マイケル、彼女はぼくのこと愛してるって言ってたよ。時間無駄にしない方がよくない?」「いやいや、彼女はもうぼく以外の人なんか愛せないって言ってたよ、ポール」と、こういった感じ。率直に言って、きもい。
たぶんこの子、どっちも好きじゃなかったと思う。いずれにせよ1982年の話だ。その後ポールはふたりめの奥さんと離婚した際、約47億円の慰謝料を支払った。マイケルときたら、どうもそもそも女性には興味がなさそうだ。
どこのどなたかか存じ上げないが、この子に振られた痛手がふたりにこういった結末をもたらしたんならすごいと思う。
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さて、最近くびったけの高架下建築ですが、ついに本になります。
「高架下建築」1,785円 洋泉社 大阪、兵庫、東京と、日本の主要な高架下建築は完全網羅。今回は夢中になって撮りすぎたので選ぶのたいへんでした。
発売は3月4日。なんだかとてもかわいらしい本になったので、ぜひ見てみてください。
で、発売記念として新宿のジュンク堂でイベントやります。
『高架下建築』(洋泉社)発売記念 "めくるめく高架下建築の世界へ!" 2009年3月5日(木)19:00〜(開場18:30) ジュンク堂新宿店 8階 ¥1000(1ドリンク付) 定員40名 受付:7Fカウンター or 電話予約(03‐5363‐1300) くわしくはこちら
平日なのが残念ですが、仕事早めに切り上げてお越しください。
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(総裁談) | | |