2006年08月29日(火) 
 
前回の「カモだより」がぼくの好きなサイト「Aqua_val3」の内容に酷似していました。

理由はないけどなんか申し訳ない気分になって「真似したわけじゃないよ」とか書こうと思ったところ、先方も同じようなことを思われたらしく、こうやってお互い同じような言い訳を続けていくさまは、なんとなく道を歩いていたら向こうから人が来たので右によけたら向こうも同じ方向によけて、左によけたらまた向こうも同じ方向によけてついにぶつかっちゃう、みたいな感じだと思って、これがきっかけで「うふふ、お茶でもどうですか」とかいうように恋とか芽生えちゃうボーイミーツガール的な妄想をしたのだが、考えてみたら今回の内容を思いつくということは、要するにおたがい理不尽な光景を目にし続けているサラリーマン同士だということを表しているに過ぎず、なんというかそれはそれで一緒にしんみり飲みに行きたい感じがしました。がんばろうな、サラリーマン諸君。

(総裁談)

2006年08月26日(土) 
 
冥王星が惑星じゃなくなったらしいが、その経緯がサラリーマンの世界っぽいと思った。

つぎつぎ見つかる惑星候補。惑星席にはそんなキャパがない。定員オーバーだ。しかし新しく見つかった彼らを惑星席に着かせないために在籍資格を改定すると、どうやっても冥王星君がメンバーでなくなってしまう。

悩む上司。とうとうある日冥王星君を呼んで言うのだ。組織のためにここはぐっとこらえて身を引いてくれないか、と。

ショックを受けながらもけばげにも分かりました、と答える冥王星君。上司はそんな彼を見て「冥王星君はまだ若い。まだまだチャンスがある」とフォロー。

そんなチャンスもうないけどな。

あと、後輩思いの水星氏とかが事の成り行きに憤って「冥王星君をはずすというのなら私もメンバーをやめる」とか言い出すが、部長に「気持ちは分かるが古株の君がそんなことを出だしては全体の士気にかかわる。自重してくれ」と諌められるという一幕もあったりして。

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デイリーポータルZ「炎天下の電飾写真」という記事を書きましたよ。

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(総裁談)

2006年08月25日(金) 
 
高校生と会話する機会があった、という会社の先輩が言っていたこと。

「いまどきの高校生、何考えてるんだかさっぱり分からないよ。もう全然別の生き物だね、あれは。年齢とか関係なく、友達になんかなれないと思うよ」

よく聞く話だ。

ところで、夏の高校野球で大活躍した「駒大苫小牧」という高校。非常に印象的な名前だ。思うのは、その印象的な名前であんな活躍されたんじゃ、同校に在学しながらまったく野球と関係なく、うだつの上がらない高校生活を送っている生徒がかわいそうだ、ということ。

たぶん近所のおばさんには間違いなく「野球すごかったわねー」とか言われてるだろうし、親戚に会えば「あのピッチャーとは友達じゃないの?」とか言われるだろう。卒業後も「もしかして野球部だった?」という質問を嫌と言うほどされるだろう。

こういう立場に置かれてしまった高校生となら友達になれるような気がする。

(総裁談)

2006年08月22日(火) 
 
もはやウォシュレットでない便器で用を足すことにためらいを覚えるほどになってしまった。文明化とは恐ろしい。

外出先のトイレでウォシュレットに出会えたときの喜びは大きい。しかし「ウォシュレットだ!」とおもったら「ウォームレット」だったときの失望は大きい。これを「ぬか喜び」と呼ばずしてなにをそう呼ぼうか。

しかしこの暑い季節に「ウォーム」はないだろう。と思う。これは「喜び」から「がっかり」への移行というより「よけいなことしやがって」という、より正反対の「嫌悪」に近い。「ぬか喜び」を越える呼称が必要だ。「ぬか」程度じゃない。なんだろうか。「コペルニクス的喜び」だろうか。

(総裁談)

2006年08月21日(月) 
 
NHKのロケで旭川に行っていました。

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意外な分野でもお目にかかるモンドセレクション。そろそろ「モンド人気ブログセレクション」とかはじめるんじゃないかと思う。

(総裁談)

2006年08月18日(金) 
 
「生足」なんて言葉も耳にしなくなったので、それはつまり生足が珍しくない普通のこととして定着したからだろうと思ったら、先日「生足」を揶揄する会話をしているおばさま方がいた。そっと足を見ると、うん、あなたたちはたしかにストッキングをはいているねえ。

かつて盛んに議論され、かように現在も一部でとりざたされる生足だが、ぼくからいわせればそもそもなんでストッキングをはくのか、というそもそも論から始めたい。人類の歴史の中では大半の時間女性は生足だったのではないか。

あと、なんで生足のことで自分がこんなにムキになってるのか分かりません。しかもいまさら。

(総裁談)

2006年08月17日(木) 
 
「モノレール」ってよく考えたら変だ。

レールの本数をもって乗り物の名前とする、というのはどうなんだろう。利用者にとってレールの本数などはどうでもよい。だれもふつうの電車のことを「ツインレール」とは言わないだろう。

よく「開発者オリエンテッドでユーザー不在の思考が…」云々などと言われるが、モノレールのネーミングなどその最たるものなのではないかと思う。もしかしたらあれはコードネームだったのかもしれない。

あと「ツインレール」って「ツインテール」みたいだな、と思った。以上。

(総裁談)

2006年08月13日(日) 
 
電車の中吊りでよく目にする日能研の「シカクい頭をマルくする」。小中学校の入試問題が紹介されているあれだ。

今紹介されている問題にこういうのがある。

「昨年の夏を迎えるころ
 『クールビズ』といって、
 ネクタイや上着を身につけない
 身なりをしましょうという
 よびかけを環境省という
 役所がしましたが、環境省の
 呼びかけの目的は何ですか」

これに「笑かすため」と答えさせるのが真の教育というものだろうと思う。

(総裁談)

2006年08月10日(木) 
 
ラッシュ時に自動改札でSuicaやICOCAがうまく認識しないとやっかいだ。

あれはいちど自動改札機の入り口付近まで下がってプロセスをやり直さなければならないが、ラッシュ時はその後ろに下がること自体が困難だ。後ろの人たちがすでにみっしりと迫っている。「ちっ」とか舌打ちされるし。

もう、あれは下か上かによけるしかない。ひっかっかったら床からバネが出てきて、びよーんって上空にはねられるか、足下がぱかりと開いてカリオストロの城ばりに地下に落ちるか。この世が3次元でで構成されているのはそのためだと言っても良い。良くない。

ていうか、Suica便利か、あれ。いつもひっかかるんだけど。ほんとにJRむかつく。

(総裁談)

2006年08月07日(月) 
 
とんちで有名な一休さん。「この橋渡るべからず」と書かれた橋を前にして「じゃあ真ん中を渡るよ」で対応した、といったエピソードで有名である。

屏風の中のトラを捕まえろ、って殿様に言われて…という話もよく知られている。権力を持った人にいっぱい食わせてやるのが上手な一休さん。そういう意味ではビジネスシーンでも応用したい場面が多々あるように思う。

しかし、普段の会社でのやり取りに置き換えて考えてみると「とんちでぎゃふんと言わせてやりたいのは山々だが、ここはぐっとこらえなければ」という場面ばかりなののに気がつく。屏風のトラだって「それでは屏風をトラから出してください!」ってそんなことよく偉い人に言えたもんだ。ぼくだって「それでは屏風から予算を出してください!」って言いたいよ。言えるものなら。

もしかしたら一休さんはとんちがすごいんじゃなくて、誰もが思ってるけど口に出せないことをずけずけ言う「空気読めない人」だっただけなんじゃないだろうか。やだな、一休。そういうやつ会社にいて欲しくない。

(総裁談)

2006年08月04日(金) 
 
今朝会社で先輩に「梅雨明け宣言したんだっけ?」と聞かれた。

たしか「今日梅雨明けしました」というような宣言はせずにかなり後になってから「あのとき梅雨明けてました」って言うものじゃないですっけ、と答えたところ

「そうかー、ちゃんと宣言しないのかー。いまの俺の仕事みたいだな。いつ終わったのか分からない、みたいな」

としょげ返ってしまった。

ようやく夏らしい天気になってきた東京。じめっと湿っぽくなってしまったオフィスの朝。

(総裁談)

2006年08月02日(水) 
 
ソフトウェアの使い方を説明するテキスト書類にはよく「Read me」というタイトルが付いている。日本語だと「最初にお読みください」とかだけど英語だと「Read me」だ。「わたしを読んで!」ってなぐあいだ。ちょっとなんだかエロくないか。

メールで送られてきたら「迷惑メールフォルダ」に放り込まれちゃうと思う。

(総裁談)

2006年08月01日(火) 
 


地下鉄構内にあった、広告を募集する野趣あふれる意匠のポスター。

広告主が見つかることでこのポスターがなくなってしまうのであれば、全力でそれを阻止したいと思う。

(総裁談)

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