総裁ひとり旅(上海出張編)-4
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「ポイント」の意味を考えさせられる 団地にも異国情緒がある。共産圏に多い(と勝手に思っている)のが、平面が五角形だったり三角形だったりするタイプの団地だ。 日本では「スター型」とか「ポイントハウス」などと呼ばれるこのタイプの団地は、景観的に味気なくなりがちな南面 平行配置の配置計画にひと味加えるために、通常の平たい住宅の中に文字通り「ポイント」として置かれる。しかし、ここには「ポイント」しかない。中学校の時の社会科の先生が授業中、のべつまくなしに、ずーっと「いいかー、ここポイントだぞー」って言ってたのを思い出した。当時は「そんなのありかよ」と思ったが、今では先生の気持ちがよく分かる。確かにどれもステキだ。平山先生、ごめん。
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大物俳優たちの夢の競演 ご覧の通り、メリハリとか緩急とかはどこへやら、だ。出演者をみんな大物スターにしたら、なんでだかなんとなく地味な映画になっちゃった、ということが海の向こうのハリウッドではよくあるが(*1)、ここ上海では違う。大物ばかりをそろえてかつ素晴らしい出来映え。たぶん監督はジョン・ウーとかに違いない。 あー、うそ。だめ。それ駄作っぽい。ウーはナシ。チャイニーズっぽい響きだったんで間違えた。 *1 「インタビュー・ウィズ・バンパイア」とか。
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「個性派」とかか。 次ページ以降で紹介する低層団地のファサードに特徴的だが、高層でも住民によるベランダまわりのカスタマイズが激しい。スターといえども個性派揃いだ。さしずめジャック・ニコルソンがいっぱい、ってところか。 ニコルソンが10人とかか…いや、そりゃなんだかちょっと恐いな。渡部篤郎とかにしとくか。 いや、それもちょっとやだな。というか、すげー嫌。団地をバカにすんな。 ていうか、彼はほんとに個性派俳優なの?男前なの?どうなの?そこんとこ? なんの話だか分からなくなってきたところで次回へ。 つづく |
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