| 総裁ひとり旅(上海出張編)-3 | ||
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 | とにかく高層と言ったら高層 地震がないせいなのかなんなのか、20数階建ての高層団地がたくさんある。というか、ほとんどがこの高さ。日本における高層団地マニアのパイオニアとして名を売ってきた我々だが、正直、上海がここまで高層団地の先進国だとは思っていなかった。不覚。 しかし、あれだ。縦横比にバリエーションがないんだよなー。確かに高層かもしんないけどさー、背が高けりゃ良いと思ってない?個性って言うか、そういうものがないと。 背の高い男をやっかむのは昔から同じ。身長165センチの総裁、上海でジェラシー。 
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 | 強面もまた男の証 上のものもそうだが、ご覧の通り上海の高層の団地は平面 が複雑な形をしている。日本の団地のような南面はベランダ、北側は廊下、というようなシンプルな住戸構成は見られない。日当たりに関しては不平等な平面 構成である。 聞けば家賃に関しては定価というものはなく、全て交渉で金額が決まるとか。日当たりが悪くとも、それを条件に家賃の交渉をすればよいという考えだろうと想像する。結果 、この強面っぷり。背が高く、喧嘩に強そうなタイプである。 いじめっ子におびえて過ごした幼少時代。体重50数キロの総裁、上海でトラウマ。 | |
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 | ワルを演出するワンポイントも忘れない 次ページ以降で紹介する団地にも見られるが、左のように、多くの高層団地には金色の巨大な文字がエンブレムのように光っている。この漢字が何を意味するのかはさっぱり分からないが、強面 で背の高い腕っ節の強そうな男に見せつけられると、これが「夜露死苦」や「喧嘩上等」に見えてくるから不思議だ。 金色といい、漢字の当て字といい、伝統のワルな演出。日本では失われつつあるこの文化を是非守っていただきたい。というか、日本でははやく失われて欲しい。 
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