2003/02/27  

お手軽に名言を作る方法。

「この世には2種類の人間がいる。○○と、□□だ」

というやつ。たとえば

「この世には2種類の人間がいる。利用される人間と利用する人間だ」
「この世には2種類の人間がいる。不幸な人間と、まだ自分の不幸に気付いてない人間だ」

とか。そこでこれを使った名言を一つ。

「この世には2種類の人間がいる。ミチコロンドンのあれを使う人間とベネトンのあれを使う人間だ」

名言というより、かねてよりの疑問(*1)



---
*1
ほんとにどうしてこの2種類だけしかないんでしょうか。すごく不思議。製造はどちらもオカモトですけどね。

---

(総裁談)



2003/02/26  

326(ミツル)に関連する仕事をしなければならなかったことがある。彼のイラストに込めるメッセージといい、自らのネーミングセンスといい、これほどぼくのメンタリティから遠いものがあっただろうか。率直に言ってとても嫌だった。仕事とはいえ、ぼくにだってできないことがある。人間だもの(*1)

あんまりいやなんで、その仕事の打ち合わせの席上、ことあるごとに

「ってゆうか、326って、「サブロー」っすよね、ふつうに考えて」

と繰り返した。だれかつまみ出してくれないかと期待しての狼藉だった。しかし繰り返すたびに雰囲気が悪くなるだけで、だれもつまみ出してくれなかった。


203(ツマミ)。


---
*1
それは違う。惜しいけど。

---

(総裁談)



2003/02/25  

板橋に住んでいる知人が「ついに我が家でもカスピ海ヨーグルト菌をもらってきて、いまヨーグルトを作っているんです!」と言っていた。

このカスピ海ヨーグルト、ひとりの教授先生がずいぶん前にカスピ海沿岸から日本へ持ち帰ったものが元になっているとか。

ところで、ゲルマン民族大移動とかモンゴロイドの環太平洋の大移動とか、人類の歴史にはやたら移動した先人たちがいる。どうして先人たちはこんなに移動しちゃったんだろうか。

カスピ海ヨーグルト菌も、カスピ海沿岸にいたはずが、今や板橋。いつか人間が滅びてカスピ海ヨーグルト菌が進化して知的生命体になったら、彼らは「どうしてこんなに先人たちは移動しちゃったんだろう」って思うに違いない(*1)


---
*1
人間も菌だった頃には食べられて、何かの血液をサラサラにしていたのかもしれません。そしてぼくのオフィスの部長は、生きたまま腸にとどくタイプの菌の子孫に違いないと思われます。

---

(総裁談)



2003/02/24  

以前、仕事で部長さんにある新しいサービスのネーミングを考えるよう頼まれたことがある。で、先輩と一緒に考えた。

「『@』とかさあ、もう食傷ぎみだよね」
「あるていどベタな分かりやすさは必要だけどねえ」
「@の中のaの替わりにe入れちゃったり」
「あいたー」
「i入れちゃったり」
「iはだめでしょう、iは」
「だからって他のアルファベット入れるのもねえ」
「gとか?」
「あー、だめだねえていうか、g関係ないし」
「*とかは?」
「うーん、お偉いさんを説得できない。ていうか*はもっと関係ないし」
「じゃ、○の中に『愛』とかは?」
「ダメでしょう、ていうか、だから愛も関係ないでしょう」
「いや、iとかけてるんですけど」
「駄洒落か」


すったもんだの末出た結論:『囘』。

『回』の古字。『@の中のaの替わりにe』に近いが、カクカクしててデジタルっぽい。なにより、ちゃんと字として用意されている。「回る」っていう意味も、ネットワークで世界中を云々、、とか、それっぽい言い訳がいくらでもできそう。ね、よくない?


ところが部長さんの評価は

「君たちに頼むんじゃなかった」


くやしいので、誰か使ってみませんか。『囘』。

(総裁談)




2003/02/23  

団地更新しました。

---

いまさら向井亜紀の話題というのも何ですが。しかも日曜の夜にねえ。


「高田の遺伝子を残したい」と言っていたそうですね、彼女。遺伝子。

普通に「高田の子供が欲しい」とは表現できない遺伝子に対する何らかのこだわりが、彼女にはあるのだと思う。しかしながら遺伝子にはまだまだ分かっていないことが多い。そんななかで彼女の言う「遺伝子」とは何を指しているのか。

たぶんA、T、C、Gの塩基配列を遠目で見たら、モナリザに見える、とか、そのあたりなのではないだろうか。

それは残したいな、確かに。

(総裁談)



2003/02/23  

以前、ある営業さんに言われた言葉。

「いつも昼飯とかはいっしょにすることが多いけど、こんどは『飲みニケーション』しようよ。昼飯のコミュニケーションもいいけど、飲みニケーション。な、飲みニケーション」

社会人も5年たつと「飲みニケーション」ごときではもう驚かない。

むしろ、昼飯がじつは「コミュニケーション」だったことに軽い驚愕。

(総裁談)



2003/02/22  

以前、歯医者に行ったときのこと。

そのときは詰め物がとれちゃったんで、詰め直しに久しぶりに行ったのですが。「治療中ですか?」といろんな人(受付、待合室、衛生師、医者)に聞かれたので、違います、詰め物とれちゃったんです、を繰り返すはめになった。

「詰め物とれちゃったんです」を1年分言ったと思う。

あともう一回聞かれたらうんざりして、ええそうですとも、と言ってしまうところだった。ふー、あぶない。


で、やっと納得してもらえたところ、受付の人に、これを先生に渡してくださいと手渡された紙に、

「再初診」

と書いてあった。

確かに久しぶりではあったんですが、日本語としておかしくないですか、先生。「5年ぶり2度目の出場」みたいなものか。


あるいは「セカンドバージン」みたいなものか。


(総裁談)



2003/02/20  

もう2、3年前のことだが。新聞に当時の松江市長の死亡記事があって、その履歴が気になった。

「81年から神戸市助役を務め、89年の神戸市長選に立候補、同じく助役から立候補した笹山幸俊市長に敗れた。
93年の松江市長選で初当選し、現在2期目」

なんでまた神戸から松江に。「神戸はやっぱりムリだったかー、じゃ、松江にしとこっと」そんな感じだったのか。「すべりどめ」か。


「山陰」という言葉の重みを勝手に感じた(*1)


---
*1
松江の方には失礼な内容で本当に申し訳ない。ごめんなさい。ていうか、ほら、ぼくも、しょせん首都圏の山陰とでも言うべき千葉の人間ですから(*2)。ね。

*2
よけい失礼。

---

(総裁談)



2003/02/19  

以前、ぼくより10歳ほど年上の人が「70年代ファッションとか、もはや普通にかっこいいことになってるけど、当時を知ってる自分としてはどうも素直に受けとめることができない」と言っていた。比較的スタイリッシュな部分だけが残って、それがあたかも70年代という時代の全てであったかのように語られるが、実際にはこっぱずかしいことがいっぱいあったのだろう。

そして今、80年代が流行りだしているが、当時を知っているぼくとしては素直に受けとめることができない。「NOW80's」とか当時の曲を集めたCDなんかも売れているようだが、イラクへの武力行使に関して先日のフランスの発言にあるように、過去の愚行をしっかり見据えることが大事なのではないだろうか(*1)

なので「NOW80's」とかには当時はやった曲だけでなく、こっぱずかしい他のことも収録するべきだと思う。

「ピザって10回言って」
「のりぴ〜音頭」
「鶴ちゃんのぷっつんファイブ」
「サラダ記念日」
「ゲロゲロ」
「キッチン」
「Lモード」
「タマちゃん」

ナビゲーターは野沢尚子あたりで。


ていうか、後半80年代じゃないですが。


---
*1
だからといって「バービーボーイズ再結成」はいくらなんでもやりすぎだと思う。シラク大統領もびっくり。

---

(総裁談)




2003/02/17  

以前、こんなニュースがあった。

---
すし店のいけすでマダコが産卵、大阪

 大阪市中央区のすし店「なる山」のいけすのマダコが産卵した。マダコ料理が売り物の同店にとって海藤花(マダコの卵)は人気メニュー。だが、店主らは「当面はいけすで飼おうと思っています。情が移ってとても調理できません」
---

これまでは普通にさばいて食ってたくせに、子どもを産んだとたんにこのありさま。これがオトコの弱さだと思う。

と、思ったら、店主が男だなんてどこにも書いてありませんでしたね。子供ができてうろたえる店主は男にちがいないと決めつけてしまう、これも男の弱さ。


「話を聞かない男、地図が読めない女」「嘘つき男と泣き虫女」のシリーズの次回作は「男だと決めつける男、チーズはどこへ消えた?を読む女」とかはどうでしょうか。どうでしょうか、って。ねえ。

(総裁談)






2003/02/16  

どこの会社でも同じかと思いますが、社内でしか使われない社内用語というものがある。隠語とは違うし、業界用語というのとも違う、一応意味は通じるのだが、何だか変、というなんともいえない感じの言葉だ。

うちの会社の場合はつぎのような言葉。

「気づき」
「お役立ち」
「思い」

社内会議とかやってるとかなりの頻度で発言される。こんな感じで。

「前回の交渉での気づき点としては〜」
「社会に貢献したいという思いは持っているのですが〜」
「えー、本提案のお役立ち点としましては〜」

ときどきこの社内用語現出度を記録している。ちなみに今のところダントツトップは営業のSさんだ。27sphをたたき出している(*1)

北海道の支店から沖縄の支店、海外の営業所でも使われているとか。困ってしまうのは、いきおいあまって、社外でもこれを使う人がいるということ。

以前の展示会でも、パネルに

「気ずき点」

と書いている人がいた。「づ」じゃなくて「ず」。変換するのも大変だったろうに。


これじゃあ、スポーツ万能で成績も学年トップのタカシ君じゃなくて、じつは幼なじみのよっちゃんが好きだということに気づいた、という意味みたいだ。


たとえが分かりづらくて申し訳ない。今日はここらへんで。

---
*1
sph=社内用語・パー・アワー

---

(総裁談)




2003/02/15  

シャーロック・ホームズの「踊る人形」という話には、旗を持った人形を文字とした暗号が出てくる。犯人が連絡用にその暗号を使うのだが、例によってホームズはそれを簡単に解読してしまう。

暗号を解く手がかりになったのは「英語で最も頻繁に使われる文字はEである」という事実だ。本当かい、と思って適当な英語の文章を何度かながめてみたが、言われてみればそんな感じがしなくもない。

これが本当かどうかは分からないが、すくなくとも1990年代後半からの日経新聞が全部暗号になっても、ぼくにはホームズのこの方法で解読できる自信がある。たとえば


鴨−竃)q蕗晃

鴨−哩L笈阡"袰


とかいう見出しがあったら、「鴨」は「e」に間違いない。そして上か下かは分からないがその後に続いているのは「ビジネス」か「コマース」だ。

(総裁談)



2003/02/13  

いろんなところで話題にされていて、いまさら、という気もしますが。

タマちゃんに住民票が交付されたそうだ。住民から「もう街の住民のひとり」との声が相次ぎ、横浜市西区役所がそれにこたえたとか。こたえちゃいますか。

ちょっと住み着いたからって「もう街の住民のひとり」ってなっちゃうなら、同じ川の土手にもう長いこと住んでいらっしゃるホームレスの皆さんにも住民票をあげてはどうだろうか。

川で泳がなくちゃならないのなら、泳げばいい。泳げないなら練習をすればいい。


なんだか一芸入試みたいだ。広末が早稲田、倉木麻衣が立命館、ホームレスに住民票。

(総裁談)



2003/02/13  

アメリカで、「アドバイザリーシステム」と呼ばれる5段階の警戒表示による「テロ危険度」が「かなり危険」から「高い危険」にあがったそうだ。

「かなり危険」と「高い危険」。どっちがより危険なんだかよく分からない。

ほかの表現はこんな感じだろうか。

「危険じゃない」
「たぶん危険じゃないと思う」
「危険じゃないんじゃないかな」
「ま、ちょっと覚悟をしておけ」

これは「テロ危険度」というよりは「テロ関白宣言」と言ったほうがいいと思う。


さらに言うなら「アドバイザリーシステム」ではなく「さだまさしすてむ」だ。



---
*
さだまさし「関白宣言」を知らない方には全然面白くないコラムです。すいません。

---

(総裁談)



2003/02/12  

ある英会話学校のキャッチコピーに「ネイティブの先生がやさしく普段着の英語で接してくれる」と書かれていた。

普段着の英語。

言い換えるなら使える英語といったところだろうか。
でも僕としては、そんな回りくどい言い方はやめてずばり普段着の話がしたい。

例えば、リバーシブルワイシャツでのアフター5に不安はないか?
着まわし術、ローテーションに気を取られない変わらない自分がいてもいいのでは?
実際、3日ぐらい同じ服を着続けてきても人はそんなに気にしないんですよね。

など、英語そっちのけの無精な会話。
でもネイティブはなんとなく想像できる。

(N談)


2003/02/11  

昨年のサッカーW杯でカメルーンチームがキャンプした大分県中津江村村長らが姉妹都市締結などをめざしカメルーンに赴くらしい。

実際、カメルーンの都市と姉妹都市になるのには何らかの心構えが必要ではないだろうか。

言葉も習慣も違う人々とそれなりに付き合わなくてはならい。飛行機の移動も大変だし、予定通りに来ないのなら、ここは姉妹、「もうっ、姉さん遅いんだから」とすねてみたり、もてなすにしても『カメルーン弁当』はもう使えない気がする。そもそもどっちが姉さんになるのかも決めなくてはならない。

あせる気持ちを村長の言葉が楽にしてくれる。

「同国との『心の交流』で地域の独自性を残したい。」

なぁあんだ。実際に行ったり来たりお土産とか買ったりしなくていいのか。「まぁまぁ、形だけでも」のような大人雰囲気。これまで馴染めなかった『心の〜』も今回は納得。

相互リンクを頼まれて困っている知人がいたが、「今回は心の交流ということで」と返事をすれば丸く収まる気がする。

(N談)


2003/02/10  

気合系缶コーヒー「ネスカフェ シングルビーン」。

「いいんじゃない」とふりむき、 豆を撃ちぬくジュビロ磐田の中山雅史選手。
片目をつむり指で作ったピストルもキマッテル。キマッテルのは伝わるが気合はどこへいってしまったのか。そんな浮ついた気合でいいのだろうか?

そう気合について問うたのがいいが、実は気合が何なのかよく知らない。
剣道経験者として認識していた気合は「奇声をあげること」だ。また、慣れないとかなり恥ずかしい。慣れるとそうでもないのも特徴だ。

「片目つむりの指ピストルポーズ」も初めは恥ずかしかったが撮影を重ねて慣れてしまった様子が伺える。好意的に捉えるなら広義の気合に属するのかもしれない。

以前、別れ際に閉じたチョキを額にあてるポーズをされたことがあるが、挨拶された自分の方が赤面した記憶がある。こうなるともう気合の達人だ。

(N談)

2003/02/07  

政治の世界には「派閥」というものがある。自民党「橋本派」とか、あれだ。他にどんなものがあるかと調べてみたところ自民党には「加藤派」「森派」「江藤・亀井派」「山崎派」「旧河本派」とかがあるらしい。

そのなかの変り種は「河野グループ」だ。これは「派閥なんてものはやめよう」という意気込みのもと作られたものらしい。ていうか、名前変えただけか。

ネーミングだけでいいならいっそのこと「組」とか「系」とか「チーム」とかもっとバリエーションを出せばよかったと思う。「河野組」「河野系」「チーム河野」。

なんなら「勝ち組・河野グループ」とか「癒し系・河野グループ」とか「特攻野郎Kチーム」とか。この変革の時代、それぐらいの創造力が欲しかった。


流行を取り入れたいのなら「娘。」というのもありだ。「河野娘。」


(総裁談)



2003/02/05  

安っぽいテレビドラマで、ちょっと悪めの高校生が「どんな髪型しようと俺の勝手だろ!」と息巻いていた。

ところで、日本でユニセフ親善大使といえば黒柳徹子である。良くも悪くも。

しかし、アフリカの気の毒な子供たちを訪ねてワクチンや食料を届けるのはいいのだが、あのファッションはどうにかならないものだろうか、と常々思う。べつにことさら質素な格好をする必要はない。「普通」の格好でいいのだが。明らかに彼女のアフリカにおけるファッションは「親善大使」の枠をグローバルに越えているものだといわざるを得ない。

もっとも根深い問題は髪型だと思う。黒柳といえば他の追随を許さないタマネギ型だ。あれは親善大使に目覚める前からのスタイルだが、正直、ここへきて本人も持て余しているのではないだろうかと思う。「親善大使になったし、もうちょっと普通の髪型にしよう」とはいかないわけである。俗に言う「引っ込みがつかない」というやつだ。

ドラマの中の人物にアドバイスするのも何だが、人間、常に「いつ親善大使になるか分からない」という心構えを持つことも必要なのではないだろうか。

(総裁談)



2003/02/03  

日本ヒューレット・パッカード社の管理職は、首から「会話メーター」をぶら下げるらしい。

これは部下に対するプレゼンテーション力を高めるための装置で、対話相手のしぐさや目の動き、答え方から、相手の理解度を瞬時に汲み取り表示するものらしい。
理解度は4段階になっていて

「みせかけ(理解しているふり)」
「真実(誠実性)」
「正確(解釈の正確性)」
「本物(確実性)」

となっているとか(*1)

ぼくの対管理職経験から言うと、この「会話メーター」の前段階に「バウリンガル」をジョイントする必要があると思う。

あと

「正直(理解するつもりがない)」

の追加。



---
*1
ていうか、この4段階の説明自体がよく理解できないのですが。なんだよ「誠実」って。羽賀研二か。

---

(総裁談)




2003/02/02  




上の「鎌」と「輪」と「ぬ」を合わせた判じ物の柄をご存じだろうか。七世市川団十郎が好んで着た柄らしい(*1)。そのほかに「斧」と「琴」と「菊」を合わせて「よきこときく」という柄もあるとか。

落語のオチとかもそうだが「江戸の粋」って、ぶっちゃけ、ただの駄洒落じゃん。

いわゆる「親父ギャグ」になるか「粋」になるかの境界線は定かではないのだが、綿々とこの粋文化が受け継がれていることは確かだ。「梨」のことを縁起が悪いから「ありのみ」って呼んだり。受験生がカツ丼を食べるのなんか、かなりぎりぎりの境界事例だと思う。

で、その文化の最終地点が、東京に夢見て上京してきた男が名乗る芸名「高知東生」。

いかがなものかと。



---
*1
ていうか、「ぬ」にも何か当てなさい。中途半端だよ。

---

(総裁談)



2003/02/02  

『「.com」も「e-」も時代遅れ』という記事があった。製品やサービス名に「.com」や「e-」を付けるのをやめる企業が多くなってきているらしい。ていうか、いまごろ気がついたか。個人的にはこの二つだけでなく「i-」も、もはやどうかと思う。

と思っていたら、こんなニュースが。

『日立製作所は、次期中期経営計画「i.e.HITACHIプラン2」を策定したと発表した』

曰く、技術や知識の融合による新事業の創出などで高収益体制を実現していく、とか。大丈夫か。名前だけで判断はしたくないが、従業員の士気にかかわるのではないかと心配だ。

恥ずかしかったはずの80年代がリバイバルしていることを考えると、もっと遡ってしまえばよかったのではないかと思う。たとえば、

・「イケテルHITACHIプラン2」
・「HITACHIびんびん物語2」
・「アンテナ高い・HITACHIプラン2」
・「カウチポテトHITACHIプラン2」
・「アウト・オブ・眼中HITACHIプラン2」

最後の方は意味的にも問題がありそうですが(*1)


---
*1
問題は「2」にもあるような気がしてきた。

---

(総裁談)




2003年1月のカモだより